日本では九二年に、名古屋のウォーターフロント開発として建設された商業施設ガーデンピアの一角に「ジェティ」というアウトレットセンターが出現して以来、SCの新業態として注目されたが、日本独自の流通構造によってアウトレットストアの数が増えず、そのためアウトレットセンターも数力所にとどまっていた。しかし海外小売業の日本進出などによって日本の流通変革が進行しており、今日では米国資本のチェルシーや三井不動産などの不動産業者がアウトレットセンターを積極的に開発し、増加している。アメリカでは一〇〇店舗以上のテナントを集めたアウトレットセンターが多いが、日本でもアメリカ並みの規模を持つアウトレットセンターが、「アウトレットモールーリズム」(三〇店)、「鶴見はなぽーと・ブロッサム」(四一店)に続いて次々と登場し、増設、新設含めて、七〇店、八〇店…と規模が拡大しアメリカ並みのスケールの所も珍しくなくなった。