日本人と不動産の関係はいま、大きな転換点にあります。10年後、20年後にはおそらく、現在とはまったく違う姿になっています。正しい見識を身につけ、その変化のうねりを捉えられるか−それが今後の人生において重要なポイントになることは間違いありません。土地を買っておけば、やがて地価が上昇して資産家になれるという旧来の常識は、とっくの昔に崩壊しました。私は、この仕組みを「土地本位制資本主義経済」と呼んでいますが、これはもう終わり。
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明治維新、戦中・戦後を通して構築されてきた古い社会システムの制度疲労が加速する現在の日本では、政治や経済、ビジネスの世界でも、かつての常識はどんどん通用しなくなっています。誰もが新しいシステムや、進むべき新たな方向性を模索している状況です。不動産の世界だって同じです。これから、「個人」の時代がやってきます。たとえ、企業や組織に属していたとしても、企業や組織がその人を守ってくれることはありません。バラ色の未来を保証してくれるようなことはまったく期待できません。終身雇用で一生安泰のサラリーマンなど、すでに過去の遺物です。これからは、その人の一個人としてのスキルや知識、人間力や人脈などのポテンシャルが問われるようになっていきます。その傾向は強まる一方でしょう。「個人」として自立し、勝負できる自分を持っていなければ、ジリ貧になっていくだけです。あなたの人生を切り開くのは、あなた自身。けっしてお題目などではなく、人口減少・低成長のこの国では、「生き残る」ためにそれが当たり前になるのです。お金を稼ぐためには、「自分で働く」か「(自分の)お金に働いてもらう」か、この2つしかありません。自分自身の稼ぐ力を高めるために、自己啓発を進めることはもちろんですが、もうひとつ、自分以外のなにかがいっしょに働いてくれたら、こんなに心強いことはありません。不動産投資は、その「もうひとつ」になりうるものです。