精神疾患として醜形障害が多い

2010-11-11

美容外科にかかる方で多い精神疾患としては、まず醜形障害があります。この疾患は、思春期の男性に多いような気がします。普通の顔なのにいつも鏡ばかり見ていて、自分のまぶたが変だとか、まゆ毛がおかしいとか思いこんで、手術で治してくれなどと言ってくるのが典型でしょうか。鼻が変とか目障りだから低くしてくれなどと言ってくるのは、むしろ統合失調症(旧称一精神分裂病)かもしれません。このような患者さんの場合、われわれは見抜くことはできますが、最も困るのは、手術をしてから、隠されていた執着気質が現れてくる方です。私の経験では、中年女性に多いようです。手術をした医師との話の食い違いや結果の不満が引き金となって、普通では考えられないような不定愁訴(理論的には説明できない様々な症状)をしつこく言ってこられます。