口火を切ったのがシムリーだ。同社は、2001年10月、東京・原宿の竹下通りにインナーウェアの専門店「イマージュショップ」をオープンした。シムリーのカタログ名「イマージュ」を冠した売り場面積約20坪のショップで扱うのは、カタログに掲載している商品ばかり。カタログ同様、ロマンチックテイストのインナーウェアが並んでいる。2002年春からは店舗独自の商品を開発し、セミオーダーも受ける計画だ。シムリーでは、「イマージュショップ」の店舗数を将来的には100店規模に増やしたいとしている。通信販売ではなかなか開拓できない消費者を獲得するための基幹チャネルに育成するのが究極の目的だ。通販最大手の千趣会も2001年末に、店舗事業に乗り出すと発表した。すでに一部でパイロットショップを運営している同社だが、今回打ち出しだのは、それらとはまったく性格が異なる本格的な小売店になる模様だ。同社では、中期三ヵ年計画として「マルチチャネル化」を今後の方針として打ち出した。店舗計画の具体的な青写真はまだ見えてこないが、既存店舗の買収も検討しているというから、小売にかける熱意は強いようだ。