名前がきまったら、命名書に書いて、家の中に貼ります。命名書は、奉書紙を横に二つに折り、縦に三つ折りの折り目をつけたものを用い、きまった名前のほかに父親との続柄や生年月日、両親の名前も書くのが正式です。しかし、今日では、略式で行う家のほうがずっと多くなっています。略式では、半紙を用いて「命名」の文字と、きまった名前、生年月日を書くだけです。命名書は、祈りの気持ちを込めて、神棚の前に三方にのせて供えたり、神棚にさげたりするものですが、このごろでは、神棚のない家がめずらしくありません。そういう場合は、よく目立つ高い場所や、赤ちゃんの枕もとに、貼っておくとよいでしょう。命名書は、一か月ほど貼ったままにしておき、はずしたあとは、へその緒などと合わせて、大切に保管します。