価値を高めるために最後に施される処理

2010-12-18

仕上加工は染色または捺染された織物、ニットにそのテキスタイル素材としての価値を高めるために最後に施される処理であって、その目的は機能的性能の付与と官能的性能の付与の二つに大別される。仕上加工の方法には物理的方法と化学的方法、バイオテクノロジーの応用などがある。短繊維織物の仕上加工には、防皺性、WandW(ウォッシュ・アンド・ェア)性、耐久性光沢、型付加工、防縮性を付与することを目的とした樹脂加工、物理的な防縮加工として代表的な方法であるサンフォライズ加工、綿の光沢や染色性の向上のための加工として知られている了‐Iセル化(シルケット加工)、繊維品を着火、または延焼しにくくする防炎加工、水をはじく撥水加工、通気性・透湿性を備えながら高い防水性を有する透湿防水加工、微生物の繁殖を阻止し、臭気の発生を抑える抗菌・防臭加工、生地表面を平滑にして、艶を出すカレンダー加工、表面加工での付加価値を高めたり、風合い改善を目的とした起毛加工、強制的にシワを作る皺加工などがある。