十年前からマーケットの多様化細分化が論じられたが、現在では逆に、世の中の情報インフラが進み、カジュアルファッションが中心になって一部で売れ筋の集中化現象が見られる。しかし集中が進めばその一方で、ボリュームゾーンから離れていこうとする市場気運も生まれる。これが高度化した市場の必然である。クラスマーケットとキャラクターマーケットがクロスすれば、それだけで市場は大きく分かれてくる。さらにライフスタイルやサイズなどの切りロをかけ合わせれば、市場細分化の可能性はさらに広がるのである。小さなマーケットを深く取る商法、ボリューム市場を価格や鮮度で取る商法、それぞれに業態は深く掘り下げられなければならない。