ベンチャーに対する投資も順調に集まっており、『ニューヨーク・タイムズ』の理事にもなっているジェームズーコールバーグのベンチャー投資会社、ベイエリアも一口乗っている。オープンロードは、最初の1年で1000タイトル近いEブックを出した。2010年5月には、ジェーンが新しい作家と契約して注目を集めた。外交官の経験がある著者で、テロリスト対応術のノンフィクションをまずEブックで刊行して、その後にペーパーバックを出す。注目されるのはその契約内容で、従来のような印税のアドバンス(前払い金)はいっさいなく、売り上げを著者と折半する方式、つまり多くのハリウッド映画会社が取り始めている「リスクも利益もスターと半分こ」というシステムだ。これからは、もっとタイムリーに世の中の動きを反映したタイトルを、Eブックで出していかなければならないとジェーンは言っている。