1年も前のプレゼントのお礼をFAXで送ってくるというのは、筆不精なんかではない。この1年くらい、早く言わなくちゃと、ずっと君は、気になっていたにちがいない。お礼を言おう言おうと思っているうちに、タイミングをはずしてしまうことがある。ていねいに言おうとするから、お礼が遅れてしまうのだ。お礼が遅くなる人は、それだけ好い人なのだ。お礼を言わない人はいない。お礼を言わないのではなく、お礼が遅くなるだけだ。「あの時の、本当は、涙が出るほどうれしかったです」。それを読んで、僕も涙が出るほどうれしかった。すぐ喜んでくれるのは、うれしい。1年もたってから、「うれしかった」と言われるのも、うれしい。これが、贈り物の醍醐味なのだ。まるで、七夕の牽牛と織姫のような関係だね。ずいぶんたって忘れた頃に、お礼を言われるとうれしい。
[オススメ]
「カタログギフト」で欲しい物を手に入れる