保険会社の事例

2011-09-24

規制緩和先進国において、個別企業が採った対応と、その結果、勝者となっている会社、敗者となっている会社について、保険会社の事例もふまえながら、特徴をみていきたい。規制緩和先進国での勝者とは、一言で言えば、「新しい市場のルールに適合して迅速に自分を変えていった企業」である。ここでは、特徴を表現する切り口として、戦略、人・組織、業務プロセス、情報技術の四つの切り口から整理した。勝者が持っている戦略の特徴は、「新しいルールの中で自分たちは何を市場における特徴として打ち出していくのか、自らの役割に対しての明確なビジョンをもっている」ということである。自分たちの強みや他社との違いを顧客に対してはっきり打ち出し、いま行っていることにとらわれずに、それを否定してでも抜本的な改革や次に現われてくるだろうルールに従った形での戦略を明唯に打ち出している。さらに、そのビジョンの特性として、ターゲットとする特定の顧客に対してしぼり込みを徹底している。また、スピード感をもって、実現していく実行力を備えているということがある。人・組織、業務プロセス、情報技術をうまく戦略の方向づけに従って、バランスを取りながら変えていくということを実践している。さらに、実際に変革を進めていくために、資金的な余裕がある、もしくは、特定の事業部門を売却するなどを含めて、何らかの手段により変革のための資金を作り出している。

[参考サイト]
自動車保険市場
http://auto.hokende.com/
> HP