入れ歯があわないための痛み、悩みは、患者さんご自身にしかわかりません。ですから、話したいことがあったら、率直になんでも話していただきたいのです。歯科医師達は、歯科医としての長年の経験から、患者さんが本音を話していただければ、いただけるほど歯の悩みや、どんな入れ歯にしてほしいのかという希望が理解できるからです。ですから、歯科クリニックでは、カウンセリングのさいの「悩み、本音」を大歓迎します。この中から最良の治療法が見つかるからです。そして入れ歯を作るのは、患者さんと歯科医、技工士を含めたスタッフの共同作業です。そのために「か・し・こ・い」患者さんになってほしいのです。これは、入れ歯の知識を身につけてください、という意味ではありません。では「か・し・こ・い」とは、どういう意味かを説明しましょう。「か」=確認。どんな治療をどんな工程で進めるのかを確認する。「し」=質問。治療の過程で、疑問が生まれたら遠慮なく質問して納得する。「こ」=交流。歯科医も感情のある人間です。お互い理解を深める努力をする。「い」=意見。歯科医にも思い違いがあります。患者としての意見をはっきり、素直に述べる。じつは「か・し・こ・い」患者さんは、あなた自身のためでもあり、歯科医師達歯科医のためでもあるのです。